大人の火遊び
何か期待してアクセスされてもご期待に応えられないかも知れません
単に「火」というか「炭火など」で遊ぶ楽しみのあれこれです

’24
火熾しには火吹き竹という常識が崩れ、キャンプブームで伸縮式の火吹き棒が売られています
下のやや短か目の物は100均のもの、性能はさほど変わりません
しかしながら、今やフーフーは流行りません
電動送風機などという専用のものもありますがハンディファンが結構便利、
次の画像のように七輪の空気取りに風を送れば一件落着
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’24 七輪とハンディファン

’24 七輪と消し壺

’24 備長炭専用の消し壺
時々備長炭は爆発することがあるので、火鉢で使うのは剣呑
ゆえに、一旦着火して問題ないことをこうして確認します
2015年も火鉢と鉄瓶は健在ですが、電熱での火が復活しました
仏間の床下に、かように90×150の炬燵櫓が潜んでおります
これを引き出してセットし、蒲団を掛けてやればかような掘り炬燵です
炬燵用のヒーターが2台入りますが、普段には1台点灯で充分暖かです
2015正月
腰掛待合にはよくこんな擂鉢に藁灰を入れた手焙りが使われます

今年もこの大火鉢の出番がやってきました。
一夏使うこともなく過ごした灰は、なぜかサラサラで使い勝手が悪いのですが、火を入れてやっているうちになんとなく粘り気が感じられるようになってきます。
炭火の灰汁を吸うみたいな事があるようです。
今年も去年と同じ岩手の切り炭を使っていますが、どうやらロットによって品質に差があるようで、今年開けた一袋は割り炭ながら皮付きのものが多かったりしました。
そうそう、火の粉対策として、今年は頂き物の江戸間用の風炉先を置いています |
2014 正月

こんな風にしてかれこれ5日ほどは火を切らさないように、寝るときには埋火にしております。
そういたしますと、大火鉢のそこまでがおんぼりと温まって火鉢のどこに手を当ててもほっこりいたします。
炭の大半はホームセンターで見つけた、「岩手の切り炭(楢)」で、6kgで1990円ですから、CPも悪くありません。まあ、暮から正月の1週間で12kgを使い切ることになると思いますが、火遊びですから・・。
ちなみに火持ちをよくするのにもう少し増しな椚の菊炭も少し別につかったりもいたします。 |
2013 正月

これはお気に入りの鉄瓶
抓みは「南鐐」つまり「銀」です

桜の皮のように表を仕上げた鉄瓶
日常使いのものです

漆仕上げを真似た瀬戸物の手焙り
赤で松葉と梅の模様が見えるか見えないほどに書かれています
越後村上の瀬戸物屋で見つけたもの
鉄瓶は、南部の今物で炭屋の景品です

これはチョイと面白い手焙り
台に載せてあるように見えますが、この台も一体になったものです

染め付けの手焙り、長崎の道具屋でみつけたんでしたか
大量生産でどこにでもあるようなものです

手付きの手焙り、織部風です

大火鉢で餅を焼いております
炭で焼く餅は実に美味・・この餅は雑煮になりますが
大火鉢は戦前に中国で焼かれた物
お正月のあいだ火を絶やすことなく
夜は埋み火にして、朝の火種して炭を継ぎます
平成22年庚寅の元朝の雑煮の用意をしているのです

下の右の真鍮の火箸とステンレスの灰均しの組み合わせ
ちょっと違和感がありますので、灰均しをこんなものと
取り替えてみようかと・・・ 2010/10/6


火鉢に欠かせないのが「火箸」と「灰均し」
左のものは別々場所で見つけて揃いになった物
右のものは佐倉の荒物屋で見かけたもの
そして真ん中の、あると便利(必須?)なのが「火吹き竹」
火吹き竹は「煤竹」というのが一寸おしゃれかと手作りです

長型の七輪
秋刀魚がそのまま焼けますというのが売りで
確かにその手のものを焼くには便利

練炭七輪
かつて(半世紀も前の話)、練炭を着火するには下火が要りましたが
いまは、添加剤が表にコーティングしてありますから
ライターで簡単に着火します
そして、本来の使い方は忘れられ、心中の道具に使われる時代
わが家では、豆を煮たりの平和利用です

普通の七輪、消し炭を入れてバーナーで焙って下火を作り
炭を足します
主に、茶室の炭の着火に使いますが、日常の調理にも利用します

五徳と風防を兼ねた七輪上置、この手の鋳物製のものは
最近珍しいです
ということにて、2台購入、今まで使っていたものと合わせて3台
まあ、これで一生分でしょう(’10 Mar)

七輪に、下の消し壺の消し炭を入れて、これで着火

炭の始末はこれ、hikesitubo