大津絵十種
比較的新しい時代のものですが、大津絵を求めました
江戸後期に定められた、大津絵の代表画材十種を描いたものです
現時点で大津絵作家は二人しかいませんが、それよりは古いものです


表紙:逢坂山又平庵

鬼の寒念仏   「大津絵の筆のはしめは何佛

藤娘      くたぶれて宿かる頃や藤の花

槍持奴    やりもちの名をふり立る時雨かな

雷公の太鼓釣   雲の橋太鼓の落るひよしかな

鷹匠     前かみに雨ふりかヽるたかのかな

瓢箪鯰      憎らしい人の心やなまつかな

座頭     座頭かけかたふく月やほとときす

矢の根   五郎磨く矢の根にうつすほとときす

釣鐘弁慶    三井寺の門たヽかはや今日の月

寿老人      寿老人小鹿の年も昏れにけり


誂えの2枚掛けの色紙掛け(軸)にかけるとこんな感じです

集めました