萬年筆
2004年夏、なにかこのところ、萬年筆を構いだしています
中学のときから随分沢山の安万年筆を買っては壊し、あるいは飽きて
いつの間にかどこかへということがあったように思います
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パーカーのクロスハッチの対となるシャープペンシルが出てきました
ということで、対にして使うべく、萬年筆は赤からブルーなりました
ということで、新たに赤用のペンが必要になったのです ・
手帳記入用いう機能面と、細身であること、そして赤系統の軸色とい
う条件で捜した結果、パイロットのグランセ、ブラック&レッドとな
りました ・
EFのペン先は、細書きとしては機能性に優れていると思います ・
クロスハッチのシャープはトップの形状にへこみがあります ・
グランセは最大径11mmと細身なこと、そしていろあいもなかなか
クロスハッチの対と、モンブランの2色ボールペンをセットにします
ケースはパイロットのもの、薄さが選択の決め手となりました ・
05 May 20
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ペリカン キャップトップのトレードマーク(その2)
ちょっと下のホワイトトータスのトップのマークと比べてください
この二つは、下のM405と300のトップで、デザイン的にはクラ
ッシクなものによく似ていますから、ひょっとするとホワイトトータ
スのようなラインを外れたものが大きな雛で、ラインのものは、二羽
の雛をデザインしているのかも知れません ・
ちなみに、800のキャップの金環にはW・GERMANYという
刻印があって、スーベレーンの刻印はないのですが、他のものはみな
GERMANYとなっていて、統一独逸ということになるのでしょう
そして、SOUVERAN(Aは、ウムラウト)の刻印が ・
PELIKANと共に入っています ・
05 Jan 30
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ペリカン スーベレーンM405&M300
やれやれ、自分でもちょっとあきれていますが、05年末に求めた
ペリカンのホワイト・トータス、手帳の記入に結構使えるので、もう
少し、色を増やしてやれと言うことになりました ・
従来手帳の記入には6色を使っていたのですが、さすがにそれでは・
かさばりすぎ、加えて、そう同じものばかりでもつまらないというこ
とで、選んだのがこの2本 ・
405はシルバートリムという金具が銀色のシリーズの濃紺軸のもの
300は400シリーズよりもう一回り小さなサイズで緑縞軸のもの
としました ・
05 Jan 29
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ペリカン キャップトップのトレードマーク
だんだん、マニアックなところになってきますが、このマークを見て
ください、同じペリカンですが、子育て中の雛が2羽のものと1羽の
もの、どうやらこれは時代的な変遷のようです、この類のことが収集
家などにはたまらなく面白いらしいのですが、私はなるほどねという
程度のこと、でも、まあ面白いでしょ ・
ちなみに、左が最近のM400、右が古いスーベレーン800のもの
05 Jan 03
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セーラジェントルインク
ブラウン+オレンジイエロー > M400ホワイトトータス
グリーン > M300緑縞
グレイ > M405青軸
モンブラン キングスブルー > M800
以上の色が加わり、萬年筆生活は誠に充実いたしました
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ペリカン スーベレーンM400ホワイト トータス
ちょっと、最近の言いようだと「マイブーム」というやつである ・
手帳の記入用に従来、極細のサインペンを7色用意して使っていたの
だが、なんとなく、下のPARKER75を赤字に利用しているうち
に、もう一色くらい、萬年筆にしても良いかなという気になって、細
字のペンで、茶系の色を入れるのによいものをと思って捜していくう
ちに突き当たったのがこれ ・
セーラーのジェントルインクでブラウンとイエローオレンジを混ぜて
金色に近い金茶をいれて使い始めた 軸の色との取り合わせも良い・
ちなみに、これはフルハルターの調整を必要としない手帳用なので通
販でお安いものを捜しました、定価の3割引ほど、もとがそこそこの
お値段なので、これは結構大きな差なのです ・
04 Dec 29
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PARKER75 sterling silver
cross hatched
父のがらくたを片づけていたら出てきたパーカーのスターリングシルバー ・
首軸と軸の接合にガタが来ていたので「ペンフィールド」に修理に出しましたら・
「初期型」という鑑定のおまけ付きで帰ってきました ・
「パーカー75」は1964年から30年にわたって売られたもので、バリエー・
ションが様々にあって、マニアックなのコレクターのHPが数多くありますので・
覗いてみますと簡単に分かったところから一つ二つ拾ってみると ・
★MADE IN USA の刻印がある ・
★首軸と軸の接合部の金属部分がプラスチックの一体型になっている ・
★ペン先との接合部の金属(クロム)のバンド部分に目盛りに”0”の刻印がない・
★キャップ、軸の端の金色の部分に凹凸がない ・
などがすぐに識別できますので、フランスに生産が移る前で、比較的 ・
初期に生産された物ということができるようです ・
なおこの目盛りは、どうも書き癖に合わせてペン先の位置をずらすための ・
目安であるように、諸般の情報からすると思われます ・
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ペリカン スーベレーン800
これもまた遺品になってしまった萬年筆
俳句の師である土生重次から頂いたもの、結構な初期型らしい ・
萬年筆の調整をやってくれる、大井町のフルハルターでペン先の調整
を依頼した、森山式の調整というのをやって、太字のペン先を使い込
萬年筆のごとくに使いやすく整形するというのだが、効果の程はある
ようなないような ・
結構気に入っている人もいるらしいのだが、手に取ったときに感激と
はいかなかった(04/NOV)がインクの出のなめらかさは向上、
しかし、この萬年筆で句力UPがなるならばと、淡い期待はある、
インクはモンブランのロイヤルブルー、メーカーの相性に問題はなさ
そうと言われて、安心して手元にあったものをいれることとした ・
このロイヤルブルー、やや頼りない色で、「濃縮」するという手があ
るらしいのだが、そこまでせずともと今のところ考えているのです・
モンブランのロイヤルブルー:インクというのは案外に変化している
ものらしく、包装でも、こんな風に変わっているわけでして、上のが
ちょっと前のタイプ、下のものが最近のパッケージという訳です ・
で、前のタイプのインクの色が結構薄かったので、上記のような記述
となったわけですが、新しいものは結構しっかりした色ですので、・
これは、ひょっとしたら経年変化での退色によるものかも知れないと
いうふうにも思うのです ・
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モンブラン マイスターシュタック149 & 146
ちょっと格好良いかと張り込んで買った149、なんやかやといつも
身近にはあったのですが、そう使うこともないままに、2本目を購入
さらに、ある職場を去るに当たって、餞別にと頂いた146にいたり
使い方を模索すること10年ほどになりますから、まあモンブランと
のおつき合いは25年ほど続いたことになります ・
更に遡れば、モンブランと言うだけのペンとの付き合いは40年ほど
にはなりましょうが、その頃のものは壊してどこかのゴミとなってい
るはずです ・
で、149の太字のペン先、現在、森山さんで研いでもらってます・
(04 NOV)
149のインクの色
撮影技術と、PC経由で発色は悪いですが、こんな具合になってます
モンブランのボルドーとエメラルドグリーンをベースに、黒を加えて
鮮やかさを押さえて日常使いにしています ・
146はただの「黒」です ・
集めました