上を向けば見える長崎の街灯たち

 長崎はおそらく日本で最初に洋式の街灯が設置されたところであろうと言われています
 鎖国が解かれて間もなく、外国人居留地にランプ式の街灯とおぼしきものが並んでいる
写真が残っておりますから
 そんなことのためでもないのでしょうが、長崎の街を歩きますとやたら、様々のデザイン
の街灯が目に付くような気がいたします
 おそらく、大方は既製品を使っているのだとは思いますが、長崎散歩のついでにちょっ
と、視線を上に向けていただくと、あるいはそうしなくても、結構坂を下るときに、景色を見
回していただくと、きっとこのような明りが目にとまることだろうと思います
                            
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 1.ふるさと創生資金でつくったという、思案橋の周辺のガス灯、金の竜が巻付いている
 2.浜ん町商店街のアーケードにはオウムが棲んで?います
 3.その商店街の富士銀行の脇のリカちゃん通とかいう路地を覗いてください

      
 4.中島川沿いに移動すると、市民会館の裏の笠原橋のたもとにあります
 5.炉粕町(日銀前付近)の街灯です、背景は三菱造船所長の社宅です
 6.長崎日銀支店は修道院をイメージしたデザインだそうですが、同時にそれは
  建物そのものが金庫のごときものと聞いております
   しかし、その壁面の明りは、そのようにいかめしさはありません

      
 7.長崎市民の胃袋を支える市場(いちば)の集るエリアのひとつ、シーボルト通の
  街灯、ちょっと錆が出ていますが、それはアップでとったから
 8.大浦天主堂門前の街灯
 9.旧上海銀行を背景にする国道の街灯、陸橋の上からじっくりご覧下さい
  上海銀行の石はおそらく、長崎の石、柔らかい感触で色合がとても優しい
   オランダ坂の敷石をはじめ、市内あちこちで使われているものです