おくんちの手拭い
長崎くんちの踊り町は七年に一度の輪番
その七年に一度の晴れ舞台に、各町は衣装を新調したりすると同時に、こうして町内で手拭いを用意して、根曳き衆の鉢巻となり、その懐にいれて撒きものになったりする
とりわけ、お諏訪様の桟敷に放られた手拭いを手に出来れば縁起物としても嬉しいものであるが、今は踊り町各町の手拭いをセットにしても販売しているから、撒きものを取り損ねても残念がることも無い
また、この手拭いは、お花を付けた町からは花御礼の札の添えものとしても配られる