ぐい呑み
壺屋 金城吉彦
沖縄のものとすぐにわかるぐい呑み、銀座の外れ、「たくみ」にて |
あれこれ整理をしておりますと、こんな酒器が出てくるわけでして、おおかた五つ組くらいの酒器揃いですが、そんなに客が来ることも無くなった我が家ではもう一つずつ出しておいて、独酌のためのぐい呑みとしておけばよいのです |
こんなイベントに行って、頂いたのは右のぐい呑み、「とやまのお酒」と入ってます、これで10いくつの酒蔵のお酒をちびちびと試飲するというイベントで、おつまみはこれもとやまの蒲鉾屋さんのあれこれの試食です まあ、このてのものはしばらくすれば処分することになるわけです 左は最近名前が出ている高岡の「能作」のぐい呑み、錫で内に金箔を張っているものです。こちらは有料でしたが・・・ 能作は、もともと金属製品メーカーで製品は卸していただけだったのを、独自ブランドで10年ほど前から売り出すようになったとは、どうやら経営者一族らしき販売担当の女性の話。 |
以下のぐい呑みなどはこんな風な百円ショップのケースに入れて重ねています ギヤマンもの、陶器、磁器で大方分けてありますが、ケースは100円でも、中のぐいのみには数万の作家ものから、おまけに貰ったようなものまで色とりどりです |
かの地では、酒席で「箸けん」なる遊びを遣る。ま、高級なじゃんけんみたいなものだが1対1の勝負で負けると、手前の独楽を回して出た絵の盃で酒を飲む 天狗の盃で5勺はいるとか おかめは、置けるが、ひょっとこの口は穴が開いているし、天狗はもちろん置けない そう、さっさと大酒を飲み干すのが負けたものの特権? 左の▼のは鹿児島のバイ、やはり、底が尖っているから置けない 注がれた酒は飲み干すまで杯を置かないというのが一つの礼儀か?とも |