多聞庵主のきものの原点(剣道)
なんで剣道をといわれても、きものと同じこと、やってみたかったからというだけ、しかし、それがきもの
の方向を向いていることも間違いのないこと 今も愛用している合財袋など剣道家の愛用品であり、
随分贈答に使っている
袴を付けなければ剣道は出来ないし、きちんと形よく着ると強く見える、だから着付けは覚えるし畳む
ことが出来なければ稽古は終わらない
阿波藍染めの袴と手刺しの稽古着
(手刺しは驚くほど高いが、染め直しが利く程丈夫で
洗っても固くならない) これが私のきものの原点
つまり、袴を付けることは、自然に身に付いているし、
畳むことになんの苦労もない(剣道では袴に帯は使わない)
下図左、面と籠手・籠手は手刺し
下図右、胴と垂れ
胴の胸飾りと、面の喉当てが上から下に向かってぼかして
刺してある
胴は、水牛の皮に漆を15回塗り重ねている
(麻の葉模様の特注品)
以上の道具を納めるのが
道具袋と、竹刀を入れる竹刀袋>
道具を身につけた状態
上の道具とは別物です
暑中稽古の一こま(後ろ姿が、多聞庵主:5段)
稽古着は折々に仲間などがお祝いなどで
贈答することが多い、その趣旨や送り主が
(祝昇段など)縫い取りになっている