袴を付けると帯は隠れるのだが、帯を五分ほど覗かせるように着付けるのが最近のやりようで、あれは格好が悪いと思う
 袴を付ければ、刀を帯びるのが当たり前、実用的な着付けであるべきなのだと、まあ武張った暮しをしていた頃は思っていた
 で、隠れるところで帯は楽しむものだと思っていたが、茶坊主、町人は袴を付けないのが日常ということにて、帯も見せるためにあれこれ考えることが出来ると隠居してからは思うようになった


画像では定かならずも、亀甲模様が地に織り込まれた紺地の
帯地である

そのまま帯にしても面白くもなんともない
帯屋の提案でナスカの地上絵を銀糸で刺繍、さていつ締めようか?



博多織の銀地に銀の勝虫柄の帯
裏は水輪を作っている様子が面白い
16 JUL 博多にて



一段目:タイのマットミーとよばれる絣織りのシルク
二段目&三段目:リバーシブルになった一本の帯です



2本の半幅帯の模様の様子の良いところを剥いで
リバーシブルの角帯に仕立て直してみた。



達磨さん(七転び八起き:七転八倒?)
荒磯   達磨とともに博多
古代模様:西陣

神祭 衣 食 住 遊 私 長崎