八月の茶室
9月 遊 7月

土用恒例の灰作りの成果

2016 Jul 29
例年8月の作業が、今年は7月中の土用のうちに終えることができました


職人は不明、風鈴釜と称しているから、そろそろ秋の風鈴の趣
まあ、クリスマスのベルにもつかえそうな形ではあります
吊り釜にしてやると趣向としてはXmasベル結構いけるかもですね


江戸切子の平茶碗
夏向きのギヤマンの平茶碗、赤のベースに蜻蛉ということで
赤とんぼではないのだが、そういうことにして秋の気配もの今日この頃に


立秋の灰作り
とんでもない暑さの一日、水をがぶ飲みしながらの作業で
確実に2kg痩せました、というか水分が無くなりました
一番向うの灰はこの冬に使った灰で、7月末の作業のとき
には手つかずで、終了後に洗いを掛けて水を切っておいた
のですが、大分濡れている状態で、なかなか乾いてはくれません
でも、この冬には、一番手前の灰を使う予定ですから良いのです
湿し灰は、すでに7月31日に出来上がっています
右の写真の手前のダッチオーブンでは、粉茶を焙じて焙じ茶に
しているところです、どうやら煎茶より黄味が強く出るようです
熱源は練炭コンロですので、最高潮まで2時間はかかります
乾きの遅かった今年使った灰は8日にもう一度乾燥させました
めでたしめでたし、です

10/08/07

7月の作業ですが、一連の作業として8月に掲載します
右が炉灰、左が風炉灰で、それぞれ収納容器も写っています
木樽が6、ポリバケツが2、湿し灰用の陶器の甕が二つです
当然ながらこのシーズンには風炉灰は使用中のものが一樽ほどあります
10/07/31


矢筈芒 青花藤袴 秋海棠
2008年夏の灰の手入れは順調に終了にて
さほど咲いているものもない花を剪って一服なりと

08/08/17

灰づくり作業2007年版
2007年の8月は真夏日続きの上天気
暮らしにはあまり快適ではありませんが、灰作りにだけは絶好の日和
今日は、12日の炉灰に続いて、風炉灰の茶汁掛けです
風炉灰は、使用中を除き、三斗強の量があります

全面展開図


茶汁煮出し用のダッチオーブンと、お湯を供給するための寸胴鍋
練炭コンロを熱源として、着火後2時間後くらいから火力が強くなります
ので、火を点けるのは朝飯前からという段取りになります


灰は茣蓙に広げて、たわしはこびりついたの灰をうかします


全ステンレス製の結構高級如雨露、年に1度のお勤めです
ブリキの如雨露などもあるのですが、最近のは首の付け根が樹脂製で
熱湯に近い、茶汁などをかけるにはこの手の物が必要なのです
2007・08・14


朝顔(日の丸) 瓢箪掛花入
前の晩に入れておいた朝顔の蕾が朝には開きます
朝一番のお茶に、一夏に一度くらいの遊びです
05 08 06


六閑斎忌茶会
8月最後のお茶行事ということになります
六閑斎は裏千家六代の人、品川の東海寺にお墓があるということで
東京での忌日茶会が開かれる慣例になっております
台風の前触れの雨もよいながら落ち着いたお茶会でした

久保左近氏指導の講習会でともかくも作ったmy茶杓です


手作りの茶杓
久保左近氏指導の講習会でともかくも作ったmy茶杓です

 

ガレ風ギヤマン茶碗
ナンチャッテの「ガレ?風」です
 
 

岩間豊南作 炭斗
04/08/24

画像も何もありませんが本日(八月十二日)
初めてのお茶事で遊んで参りました

ちょっと心地よい世界で、ずぶずぶと泥沼に嵌り込もうとしています
04/08/12

灰づくり作業第三弾

灰の乾燥
八日の第二弾の作業では灰が充分に乾いておりませんでしたので
引き続き、日向での作業となりました
干すだけなら別に茣蓙に広げておけばよいようなものですが
この界隈猫がうろついていて、快適な砂場を見つけると
用を足してゆくので、油断は禁物、監視も手間なものです

灰の樽が並んだ
灰は京都の蔵の湿気と安定した温度で育つそうですが
我が家ではそうも参りません、ただの「小屋の棚」に並べて
四季の気候の変化をそのまま生長の糧にしてもらうしかありません
04/08/09


秋の田村草・角虎の尾・ミシマサイコ・水引・鷺草・撫子など

灰づくり作業第二弾

灰の番茶掛け
番茶と丁字の煮出し汁をかけては乾かしを5回ほど
左下の染みのようなのは、私の影で作業環境の暑さを見て
いただこうと、わざと影の入る位置から撮しております
使用器材?茣蓙・如雨露・ゴム手袋・篩
茶汁を沸かすのに、練炭コンロと鍋その他を使用しています
灰は素手で揉めということになってはいるものの、手の皮が薄い
私としては、ゴム手袋を使って揉んでおります
この灰揉みの作業は、灰を細かくするというよりは
灰の粒を作るための練り付け作業だという話もあります
結構納得できる説ではありますが、ともかく手が疲れます


湿し灰
湿し灰は甕で、炉の灰は木樽で保存です
熱い茶汁を掛けるため金属製の如雨露を捜したのですが
結局、口金のすりあわせがプラスチック風のものしか無く
茶汁を掛けていると、だんだん首が垂
れてくるという
頼りない作業となりましたが、ま、なんとか終了しました
04/08/08


木槿(祇園守)・河原撫子・木賊
04/08/02


灰づくりは未だ試行錯誤
あちこち聞いてはああやり
講習を受けてはこうやり
何が一番なのかは分かりませんがともかく
こんなもんかなと、やってます
今日は灰汁を抜いたものの乾燥まで
盆休みの天気の良い日に茶汁かけをしてという段取りになります
ご覧のように一斗樽が4つ、これが保存(寝かせ)用
それぞれに8分目ほどの灰が入ります
あとのバケツは作業用
04/08/01

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