念珠
現在日常的に持ち歩いている念珠です
曹洞宗の正式の形のもので、やや小振り、在家用とでも申すもの
臨済宗と曹洞宗の念珠自体は同じで、金属製の輪の有無に違いがあります
サイズも材質も様々ですが、この念珠はそこそこの高級品
天竺菩提樹の珠で、輪は18kで実際はキラキラしてます
天竺菩提樹はなにやら有り難い厄除け効果があるということで
買ったその場で肌身離さず持ち歩くようにと言われて手渡され、
箱だけ別に包装してくれるという、なにやらおかしな商売をされました
といっても、まともな某有名念珠屋にて求めたのであります
腕輪念珠
百観音霊場巡拝のため、納経軸を取り寄せた際のおまけのもの、
水晶風の練り物で、観音様がついてます。ときに着用するくらいですが。
練り物とばかり思っていましたが、本水晶でした。
これはかれこれ四十年前、仕事を始めた頃に先輩に頂いたもの
珠は菩提樹の実
以来ずっと有り難く使わせていただております
念珠は人から頂くものという謂われ様もあるようですから
一番の頂き物であったのかも知れません、合掌
そしてある日静かに綴っていた紐が切れましたので、取り替えました
房付けはちょっとコツがあったりするようなので編み込みにしています
左は木製、これもなにかの法要の際の頂き物です
右の二つは永平寺にお参りして僅かなご寄進をした際のお下がりで
房の下がった親玉には「永平寺」と入っております