秩父三十四所
平成25年11月11日満願
福帯観音の納経軸で、納経印を頂きます
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25番
26番
27番
28番
29番
30番
31番
32番
33番
34番
百観音霊場
坂東札所
西国札所
四国札所
平成25年11月11日
2013年8月12日、お盆の前日に100観音霊場残りの秩父札所を打ち始めました
取り敢えずどんな具合か見にゆくという気もあっての気楽な打ち始めながら、この夏は史上空前の酷暑、その中を無理は禁物と打ち始めた次第。
午後1時に西武秩父着、駅前でちっちゃなレンタカーを借りて出発、パワーが無くて山道など踏めども踏めども弱々しいが、サイズとしてはこれが正解、午後5時に打ち終えたら10番まで回ってました。
どうやら、あと2度回れば満願になりそう、10番まで回っても車で30km、門前の駐車場から本堂までも何ほどもないから、歩くのも数千歩になるか?というくらい。運動効果を求めるなら歩いてまわらなければなりますまい。
来年は午年、秩父札所総開帳の年回りとか、ちょっと考えてみてもよろしいかも
ちなみに、秩父札所は圧倒的に禅宗の寺、それも曹洞宗が多い、ゆえに特に断らなければ、以下宗旨は曹洞宗ということにて
二度目は10月26日、自分の車で30番から34番の外縁部に位置する五ヶ所を回ってきました。やはり大きな車での田舎道はしんどい物があるうえに、夕方の関越道から都心へのアプローチの渋滞は如何ともしがたく、ほんとに参ってしまいました
3度目は11月11日、秩父札所も冬が近づくと足元が悪くなるうえに、納経所も早じまいが増えるということでなんとか残り19ヶ寺を回ってしまおうと始発で上京、池袋で6時50分の特急に乗って西武秩父へ。駅前のレンタカー屋を出発したのが8時30分
11番常楽寺から回り始めて、15、13、14、16、17、18、19、20、21、22、23と回ってどうやら先の見通しが立った23番の音楽寺門前の蕎麦屋、不老庵で三十分の昼食休憩、24、25、29、28、27、26とまわり、12番の野坂寺で無事打ち上げ。
途中、忘れもので引きかえしたり、28番の橋立堂をナビの誤誘導(元データの誤り)で、まったく別の場所へ行ってしまったりというトラブルはあったものの観音様のお陰、数をこなした一日を振り返れば上出来の一日でした。
前回の30から34番では、盛んに俳句ポストやら、句碑が目立ったのですが、この行程ではそれが目立つことは無かった印象で、同じ秩父地域ながら、不思議ではありました。
ところで、秩父のお寺を回って時に思うのだが、手水場がはなから無いところ、手水に水がないところと、信仰の場としてはちょっとどうかいな、ましてや巡礼を迎える霊場としてはと思うのですが。
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卍 12番 野坂寺 卍 臨済宗南禅寺派
参道 山門
山門内 本堂
内陣 扁額
たまたま、この寺が順路から打ち上げの寺になったのだが、規模も大きくなかなかの古刹の雰囲気ゆえいかにも打ち上げにふさわしい寺でした。
立派な山門内には観音様をはじめ大きな彫り物が置かれていたり、のっけから驚かされます。
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卍 26番 円融寺 卍 臨済宗建長寺派
なかなかに古い寺だったようだが、様相を一新、新、改築をしたようである。 ここは奥の院の岩井堂に観音様があって、登るのには一苦労だったようだが、今は観音様も本堂に移っているので、そこまで登らずに御参りできる。岩井堂へ登るのは「珍しい建物」を見るためでしかなくなったということのようです。 |
門前、自販機の奥の物置みたいなのが臨時の納経所、現在庫裡の改修中でこちらか、不在なら隣接の自宅にいるようだが、連絡のブザーも不具合というので、ちょっと困らされた。 せめて呼び鈴ですぐに出てくるくらいなことは札所寺のつとめだとは思うのだが、秩父の寺は子育て中の若い住職夫婦が守っていたりするからそうそううまくはいかないのかも。 裏山の上に大きな観音様が見えるが、これは本尊というのではないようです。 |
この寺の電話番号でナビを設定するととんでもないところに連れて行かれる。納経所でも「そうでしょう」とどうやら既知のことらしいが、レンタカー屋も客に情報提供していない、とんでもない話である。 そんな話はおいて、なんということもない札所ではあるが、この背景の岩壁はなんとも見事である。 札所には珍しい「馬頭観音」様であるというのも売りのひとつである。 |
寺領ではなさそうだが、茶の花がきれいに咲いた門前、立派な枝垂れ桜もあって季節にはさぞやと思わせる寺。 |
山門脇に駐車場がある。その山門までアプローチするとその先は舗装道路になっていて、その先に新しい観音堂が見える。こちらでお参りして、納経所はさらに大きな池を隔てた本堂へと回らなければならない。 池には11月というのに水蓮が咲き残り、弁天様が祀られているゆえか、にわかに時雨が襲ってきた。この池は堰堤の具合からすれば人工池というか堰だろうと思われる。 この寺には、お手判なる閻魔様の手形が伝わっていて、頂けば極楽往生間違いなし?らしい、当然紙一枚でそんなご利益があるならと頂いてまいりました。 |
160段とかの石段を登りつめて境内に至る。結構厳しい登りながら、高台に上がれば視野は限られるものの武甲山が眺められる。 新しい手水場が印象的なお寺です。 |
公園の大きな駐車場に車を止めて、さらに奥へと進む。不老庵なる蕎麦屋の前を過ぎれば左手に細い参道がある。 この参道を登った正面が本堂で、玄関を入って納経所。 ただし、観音堂は本堂左手を40段ほども登ったところにある。 前の童子堂で昼の時報を聞き、この音楽寺でどうやら先の見通しもついたところで、この不老庵にて昼食。 |
野中の雰囲気の中に立派な茅葺の山門、その山門にはなんとも愛嬌のある仁王さんが立っている。専門の仏師が作ったものなのか、素人の作ながらいまさら変えられない・・てなところなのかも。 本堂外壁の軒下などの彫刻は仁王様の朴訥とは対照的な、すぐれもの。 納経所に回ると、こたつで昼食を始めた男衆が出てきてくれたが、どういうわけか、暇な店に行くと客を呼ぶという不思議なめぐり合わせの拙ゆえか、その後続々と参拝、集印(年寄の多くも信心よりもハイキングついでのハンコ集めが多いようで)客が詰め掛け、はて、昼飯はどうなったことやら。 |
道路の向かいに駐車場、これが寺の全景で、左手の新しい庫裡に納経所もあります。 矢之堂と通称されるようです。 |
個人所有のお堂でお寺というか、坊さんが管理しているのではないお堂なのだとか。 川岸の崖の上にあるので見晴らしもそこそこ、乳水場とよばれた名水があるらしいのですが、足元が危ないから降りるには気をつけろというような注意書きがありました。 堂内には立派な吊るし猿が天蓋のように飾られておりましたl。 そんな子育て伝説の縁なのかは分かりませんが、幼稚園の遠足と遭遇、なにやら二礼二拍手みたいな礼拝の作法を指導している先生がいたりしましたが、余計なことは言わずに、どうお参りしても頭下げることが大切だと聞いておりました。 この子たちはなかなかに健脚で車で移動した私が読経やら、納経印を頂いている間に移動して、この先観音堂、童子堂までご一緒でしたが、童子堂で昼食となるようで、以降は見かけなくなりました。 |
本堂だけがあるといった感じの殺風景なお寺、三途婆堂という奪衣婆など祀るお堂があって子育てばあさんとして信心されているらしいが、なんとなくそぐわない。納経所は本堂右手に新しい建物があるが、管理は近所の別の寺がしている。 |
「ごうど」寺と読む。小さな境内に、蓮華堂やら不動明王堂などにぎやかである。 |
住宅地の脇の道が参道になっているという、小さなお寺だがきちんと管理されている。 本堂左手奥に須弥壇裏を回る回廊があって、ご本尊とつながるお手綱がさがっている。 百観音を鋳込んだ梵鐘が立派である。 どうでも良いような写真が一枚あるが、巡拝者が手洗いに入るときには輪袈裟は外すものというのが作法、ではその輪袈裟はどうするかという回答のひとつがこの写真、こんな仕掛けをしている寺はまず見かけなかった。普段はかばんに入れたり、ポケットに入れたりするのです。 |
本堂右手から入る回廊堂なる施設、四国88ヶ所のご本尊がおまつりしてあり、お参り、一見の価値あり。 酒樽に屋根を葺いたお堂は大黒様。 |
ほんとに、町の中のお寺ていうかわいらしいお寺。寺を正面に見て、右へ突きあたりを左に行けば駐車場、右に行けば納経所と、本堂のほかには何もない?ような境内であるが、角の大銀杏はなかなかのものである。 どうやらこの寺は無住寺にて、納経所も近所の民家が行っているとのこと。 |
大きな幼稚園が併設されたお寺、表通りの寺の山門の向かいにも駐車場があるが、停めたのは裏手の幼稚園のバスや、送迎のお母さんたちが車を止める駐車場。 納経所のおばあさんのお話では、大正からの幼稚園で90年になるとか、銘仙が盛んなころの織子で働いてたてなお話を伺う。目薬の木を煎じたお茶が無料でふるまわれ、境内にはお薬師さんの瑠璃殿などもある。 |
常楽寺からまっすぐ坂を下がり、国道を越えて左へ狭い道を入ると、寺の裏手の駐車場に入れる。寺の正面は秩父鉄道の踏切をこえる参道で車は入れない。 秩父事件殉職二巡査の墓なんてのもある。 |
まずは、駅から東北東くらいな299号線の登り口、駐車場は国道沿いに面している。参道はこの駐車場からだらだらと登るものと、左手に回って短いながらまっすぐ登る正面の階段がある。 納経所は、駐車場につながる坂を登りきった、本堂の手前、ブザーを押すと本堂の向こうの住居部分からサンダルがけで大黒さんがおでまし。秩父市内が境内から一望できる。 |
三ヶ月ぶりの秩父巡礼、今回はマイカーにて長駆、行きは良い良い帰りは怖いの渋滞でちと難儀しました。
まあ、大きな車でもなんとかなるとはいえ、すれ違えない一車線の道などこれありあんまりお勧めは出来ない手段です。
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山道のどん詰まりにあって、ちょっとナビが信用できなくなりそうに錯覚させられるお寺です |
山門の仁王様は日本一の石造の仁王様ということをうたっています、ただしそれがホントかどうかはあちこち回ってみた感じではうーん似たようなのがあちこちあるがなーというところ。 山門から本堂までは400段ほどの上りで結構応える参道ですが、 背面の岩壁から落ちる滝、その脇の弘法大師爪彫りの磨崖佛など見所ありという事でいささかの苦労が報われます ここは11月からは納経所が早じまいとなるとのことながら、今日は問題なく納経院長題いたしました。 |
本堂の先をいささか登ったところに観音堂があります。
途中に山上への分岐もありますが、こちらは相当な難所ということで今回は遠慮して、観音堂へのお詣りにて、納経。 納経所は本堂脇で、縁側を受付台にしている面白い納経所、書き込みは「お船観音」隣っています。 |
山門らしきもののないあっけらかんとしたお寺。納経所は本堂内。
逆に打ってゆくのに32番へは大きくUターンの形で迂回してゆくのが走りやすくはありますが、どうやら最短距離でショートカットしてもなんとかなりそうな気配ではありました。 |
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駐車場から、参道へと回り おしゃべりな住職が通ってくるお寺ながら、さすがに秩父札所の満願寺、立派なお寺でした。 冬になると十一時から午後一時頃までしか陽が差さなくなるとか、不自由なお寺ではあるようです。 |
車を停めるには表通りから分岐には行ってはいけない。そこを入ってしまったら車の置きようがないから、参道を入ると狭い道が庫裡横の駐車場につながっていてそこそこの台数が止められる。 しかし、他の寺の幾つかもそうだったが、さすがにこぢんまりした札所だけあってこぢんまりした道路を辿る寺が多い。一番小さい車と言って借りたヴィッツが正解・・ただし何ともパワーがないのはやるせない。 ところでこの山門の「阿吽」の額、五番の語歌堂の山門に掛っていたのと同じ手です |
この明智寺も八番同様に臨済宗南禅寺派 車は境内に駐車できる、歩くほどのこともないから写真もまた撮るほどもない、こうして正面から撮れば本堂が六角堂であることは一目瞭然・・にもかかわらず、六番でご紹介のガイドブックの写真は、どこが六角じゃ!というひどい写真を使っている |
臨済宗南禅寺派の寺、山門から本堂へと下る参道の脇に名物の楓の古樹がある 時あたかもお盆の前日、大方の寺の本堂にはこのような盆棚が設えられていた |
この寺からはなかなかの武甲山のながめです |
経路上からはどうしても7番、6番と回る方がなにやら無駄が無さそうでそうしたのだが、6番の印象が薄い ガイドブックは「こぢんまりした」と書いているがそんな印象もなく、このメイツ出版小川祐一著の秩父三十四ヶ所はあまりに出来の悪いものだから、電話番号くらいしか役に立たない。 |
山門と本堂しかない無住の寺、臨済宗南禅寺派 近所の子らしい小学生でしょう、カメラ片手にうろうろ、おそらく夏休みの自由研究か何かの種を捜しに来たのでは。 納経印はすぐ先の長興寺 |
金昌寺は石仏の寺と言うことらしい。 世帯が大きいせいか、境内にうどん屋がある、秩父は小麦圏である 地蔵堂の丸窓からは大きなお地蔵様のお顔が見えるのだが、バカチョンではうまく写っていない |
どこの本堂を覗いても、こんな飾り物が吊ってあります、それぞれに奉納者の名前の小さな札が下げられていることが多いようです。 |
無住寺で納経印は麓の光明寺が扱っています |