坂東三十三所
平成25年5月26日満願
千手観音の納経軸で、納経印を頂きます
1番
2番
3番
4番
5番
6番
7番
8番
9番
10番
11番
12番
13番
14番
15番
16番
17番
18番
19番
20番
21番
22番
23番
24番
25番
26番
27番
28番
29番
30番
31番
32番
33番
百観音霊場
西国札所 秩父札所
四国札所
平成24年6月4日、つなぎの悪い14番弘明寺を打ち初めに、坂東札所を回り始め、11ヶ月をかけて33所を回り、10月に高野山へのお礼参りにまいりました。
要した日数は延べ17日、坂東は基本的に自宅を起点に動くということで、千葉県内はことのついでに2、3ヶ所、北関東は宇都宮での句会の日程に合わせて午前中にといったぐあいで打ち上げてみれば随分と日数をかけての巡拝となりました。
以下その日程を一覧すれば
6/24 26、24、23、20番と茨城南部4ヶ所を午前中に回って宇都宮で句会
6/30 最北かつ難関という21番日輪寺をこなし、22、25番の3ヶ所
7/ 4 逗子駅から炎暑の中貸切タクシーで1番から4番
7/10 昼休みに、四万六千日の鬼灯市でにぎわう13番浅草寺
7/15 在所の法事のついでに32番と29番
7/19 5番、7、6、8番の神奈川西部4ヶ所
7/22 17番、19番の栃木南部2ヶ所の後宇都宮で句会
7/26 9番、10、11、12番の埼玉4ヶ所
8/12 在所の出面のついでに31番笠森寺
8/16 28番へ買物で出かけたついでの遠出
9/23 30番彼岸のお参りの帰路ちょっと遠回り
10/14 27番 銚子へ朝一の往復
10/15 18番中禅寺へ
11/11 16番、15番と群馬山中を前夜高崎泊にて、午後宇都宮で句会
平成25年
5/26 法事の参列がてら33番那古寺にて満願
10/11 高野山お礼参り
2013年10月11日
満願御礼を善光寺にすると、西国の満願御礼とオーバーラップする、さてどうしたものかと思案しているうちに、西へとの用件が出てきたこともあって、この際、東西をクロスさせるのも面白かろうと、坂東の満願御礼を高野山にお願いしようと思いついた。
ただし、奥の院へお願いするとこれは大師様の御廟所だから「弘法大師」の書き付けとなる可能性あり、しかも八十八所の満願御礼にこのご朱印は頂いているから、足の便も含めて金剛峯寺で安直にお願いすることとした。
すると!、書き込みは遍照殿、やはり御大師様で来たなということになる。
金剛峯寺納経印
すべての書き込みが埋まった、坂東札所のお軸
2013年5月26日
薫風の房州、朝7時半に家を出て一路南へ、9時前に那古寺着。
観音堂は山の上ながら、那古寺本堂は麓にて、7月のお祭に引く山車の修復が成ったとかで、お披露目をしていて住職も玄関先に。
納経印ですか?と声を掛けられ納経帳と軸をお預けして上の観音堂まで5分ほどの登り、お灯明、お線香、賽銭、納札、般若心経の諷誦といつもの手順通り、これにて坂東三十三所を満願。十七番弘明寺を振り出しに、十二ヶ月の巡礼これにて終了、納経軸の満願御礼・善光寺でお軸も完成となる。
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卍 33番 那古寺 卍
修復お披露目の山車 山門
破風の鬼 観音堂
観音堂からの眺め
大黒堂など観音堂裏 針塚
======================2013 May 26======================
2012年11月11日
紅葉シーズンとなった上毛高原、早朝ならなんとか上がれるだろうと、前夜高崎泊にて16番水澤観音、15番白岩観音にお詣りしてきました。
時折の時雨の中、念のためにと例年どおり冬タイヤへの履き替えも出番無し、降られるというほどでもなく、紅葉もなかなかに見事な時期、その割にはゆっくりと参拝できて良い巡礼となりました。
これにて坂東は三十ニヶ寺、残すは三十三番の那古寺のみ、納経所のお筆の方もそろそろ満願ですね、とおっしゃってくださってありがたいことでした。
那古寺は地元でもあり仕上げはゆっくりとお参りしようかとお礼参りの善光寺への日程なども考えながら思い巡らせております。
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卍 15番 長谷寺 卍
水澤寺からの途次には、「白岩観音」の看板が所々にあるのでたどり着くのに苦労はない。とは言いつつ変形の交差点で分岐を間違えたりして車だと却って市街地では失敗したりする。
まあ、そんなこともあったが無事到着、道路を挟んで寺とは反対側に駐車場、車の通りもさほどではないから、寺に渡るのもなんの問題はない。
ただどうも、近くに牛小屋でもあるらしき臭いが駐車場には漂っていたり、若干有り難さの薄れる立地である。
折角のお詣りだから、気持遠回りして、山門側から寺へとアプローチ、手水舎はセンサーで水が出るようになっていて、ちと面白い。
山門をくぐると左手が砂を撒いた空地になっていて、役の行者の開山堂が山津波で流されてそのままになっているのだとか、右手が参道をふさぐ様な大きな寺務所でこちらが納経所にもなっている。
本堂は賽銭箱の向こうがガラス張りで中が覗けるが、200円の拝観料で中へ上がることができる。納経所で朱印墨書をお願いしがてら拝観料を納めて、板戸を引き開けて中へ上がらせて頂く。前立ちの観音様と対面にて読経、残り一つとなった坂東札所巡拝の良い区切りの参拝となりました。
参道 山門
左縄張り:開山堂跡 本堂
本堂内お前立ち
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卍 16番 水澤寺 卍
高崎の駅前から車で30分余り、旧街道の趣を残す街並みを抜けたりしながら山へと上がってゆく。もうそろそろ目的地も近づくかという頃に九十九折の上り坂で車がつながりはじめて、おやおやこんなに早くから紅葉狩り渋滞かと懸念したが、車の先頭を路線バスが抑えているだけ、なんともやれやれの気分で水澤観音前を看板に従って通過、暫く上がると大きな駐車場がある。お寺の裏手の高みにあってここに車を停めると参道の急な階段を登らずに参拝が可能になる。
といってもそうすると山門を抜けることもなくなるから、納経印を頂く間に石段を降りて登り返したり・・さほど苦労するほどのものではないが、降りて登ってというのは結構な応えます・・、門前へのアプローチの道路には水沢名物のうどん屋が軒を連ねていますが、この参道の石段前にはなにも見当たりません。
上の駐車場からお寺までの間のスペースに、地元の野菜やら土産物屋が店を出しています。
本堂は周囲が回廊になっていて、これを巡ってのお百度の夫婦らしきお二人がいらしたり、やはり信仰の場であります。
ところで、寺の駐車場には結構な台数が止まっておりますが、案外に境内には人が少ない、この時期どうやら駐車場を基地にして周辺の登山をする人が多いらしい。
山門 参道の石段
本堂
駐車場方向から本堂など 駐車場から寺への降り口
======================2012 Nov 11======================
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2012年10月15日
卍 18番 中禅寺 卍
秋の晴天の日、紅葉シーズンになる前を狙っていろは坂を登ってきました。
昼過ぎに東京を出て、いろは坂の上りは楽勝でしたが、帰りの下りは結構な混みようでしたから、気の早い観光客は結構いるものです。中禅寺湖はニジマス釣りらしいボートが幾艘も出ていましたし、湖畔も色付き始めていました。
お経を上げる人は本堂の前、戸外で上げてくれとか、拝観は人数を纏めて、本堂に入れ、一通りの案内の後五大明王堂へ案内するという手順はなかなかによろしいのですが、それぞれで、色々と有り難い御札やらレプリカの販促をやるのはちと鼻につくところです。しかしながら歴史的には門跡寺だったそうで、檀家も無いと言うことですから、結構内緒はきついのかも知れませんのです。
山門表(仁王様) 山門裏(風神雷神)
本堂(観音堂)
五大明王堂 色付き始めた奥日光
======================2012 Oct 15======================
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2012年10月14日
卍 27番 円福寺 卍
早朝発にて銚子の飯沼観音にお詣りして来ました
観音堂は極彩色、少し離れたところにある本堂はしっとりとした普通のお寺の雰囲気にてこちらに納経所はあります。
さて、4km程離れた奥の院が満願寺、新しいお寺のようですが、全国札所の満願御礼を受け付ける寺として立ち上げているように思えます、なかなか商売上手です。
山門 観音堂
観音堂 別敷地の本堂・納経所
円福寺奥の院=満願堂
======================2012 Oct 14======================
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2012年9月23日
卍 30番 高蔵寺 卍
一日遅れのお彼岸の墓参り、その帰りしなにお詣りしたのが30番高蔵寺、在所から25kmほど離れております。
日がな雨の降る一日で、雨の中のお詣りでしたが、千葉県内は残るところ2箇所、そして群馬で2箇所、栃木で1箇所、そこそこ、遠いところが残っております。
山門 仁王門
仁王像 手水の夫婦龍
本堂全景 本堂内陣
隣接の神宮寺は、熊野神社、瀟洒な建物です
======================2012 Sep 23======================
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2012年8月16日
卍 28番 龍正院 卍
盆明けの外出でちょっと足を伸ばして28番を参拝
山門 大注連縄
なんのおまじないか注連縄には、小銭が挟まれています
そして、紙垂なのでしょうか、葛の蔓と葉がの束が下げてあります
なにやら、龍を模した独特の注連縄らしいのです
夫婦松 観音堂(本堂)
本堂 天井画((迦陵頻伽)
何とも不思議なのですが、龍正院のトイレの洗面器、水抜きの隙間にかように巣くう小さな蛙がおりましたとさ
======================2012 Aug 16======================
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2012年8月12日
卍 31番 笠森寺 卍
在所の棚吊り(新盆棚の用意のこと)に隣組の手伝いということで招集がかかる。
刻限は午後からだが、昼は亡母の実家でと声も掛っているからお盆の墓掃除もついでにしてしまおう、ということでお盆休暇のはじまり故朝早くの出発。
墓掃除もそこそこで終ったこともあり、在所からは15分ほどの笠森観音へ納経参拝、久しぶりのお詣りはなんとなく新鮮でした。
結構きつい参道です 子授けの楠
山門 本堂
四方舞台造りとか、支柱がハンパではありません
======================2012 Aug 12======================
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2012年7月26日
昼の渋滞に巻き込まれて、東京を離れるのにずいぶんの時間をとられました。
とくになにがということではなかったのですが、そんなことで、納経印をいただくのはどこも17時まで、随分と気忙しい巡拝となりましたが、線香、お灯明を供え、心経を唱え、出すものはだし、頂くものは頂いてまいりました。
これで埼玉エリアは打ち上げとなりました。
卍 12番 慈恩寺 卍
五時一〇分前に到着、納経所にお軸と納経帳を預けてのお詣りでした。
山門右手の道路両側に駐車場はあります。納経所は随分と立派な作りで、二人がいらっしゃるという具合、なかなかに流行って?いるらしく見受けられました。
境内は上下がなくて、広々としており、盆踊りの櫓なども組まれておりました。
出色は、山門をくぐると目の前の藤棚、さぞや見事な藤がと思わせるに十分でした。
山門 境内の藤棚
本堂と納経所 本堂の様子
本堂の扁額 阿弥陀堂
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卍 11番 安楽寺 卍
参道手前に駐車場があって、2、3分歩かなければいけません。
観音様は安産の御利益があるようで、こんなよだれかけが本堂の囲いにたくさん御供えしてありました
登山道 山門
本堂
納経所 蓮池
ちょうどいい具合の蓮でしたが、残念なことに午後の時間帯で開いてはいませんでした
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卍 10番 正法寺 卍
山門脇に駐車場がありますので、山門全景をとるには引き返さなければいけません。
大通りから山門までは住宅街の中を一直線の道ですが、多分参道なのでしょう、門前の商店街のような感じはありませんでしたが、ずいぶんと立派なお寺でしたので、そんなことかと思います
山門 参道
薬師堂 本堂
本堂 納経所
納経所は山門脇のこの門をくぐった奥になります
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卍 9番 慈光寺 卍
住職は暑さにうだったのか、横になってお昼寝。ここの納経所は本堂の阿弥陀様の横にあって、上がってお願いをする。
で、納経印、墨書を下さった住職が、暇なときでよい、パンツを穿くときにどれだけの手数がかかるか勘定してみてください、となにやらまじめな顔でおっしゃる。こうして手に取って、広げて、右足左足、というふうに、それが赤ん坊のときからのこと、千手観音様の手というのはそういうものなんです、てなお話しを下さいました。
なかなかに、含蓄のあるお説法でした。
山門 本堂
観音堂
観音堂堂の馬 般若心経堂
なにやら暴れ回った馬とか言う伝説の主、由緒ある般若心経がこの寺には伝わりその写本を展示している
======================2012 Jul 26======================
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2012年7月22日
戻り梅雨のような天気の夏休みの始まり、房総への人出はあったようですが逆行の東北道はさほどの問題もなく、朝のうちに17番出流山満願寺、19番天開山大谷寺の二ヶ寺を回って宇都宮へ。これで栃木で残すは中禅寺の1ヶ寺、遠いところを残してしまいました。
今日は月例の宇都宮での句会でした。帰路も東北道は混んではおりましたが、流れはスムーズ、他の高速道路の上りは随分と混んでいたようですが
卍 19番 大谷寺 卍
山門 本堂
拝観料300円必要ですが、お詣りのし甲斐のある観音様です
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卍 17番 満願寺 卍
山門 護摩堂?
宿坊・納経所など 本堂
本堂風景
奥の院へはここから1.5kmほど、雨の中を歩くことになるので今回はお詣りしませんでした。
======================2012 Jul 22======================
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2012年 7月19日
小田原など神奈川でも鎌倉よりもディープなエリアの、5、7、6、8番と回りました。
7番に回ったところで雨が降り出し、止んだり降ったりしながら、8番では本降りの夕立、雷も時折閃光を放ち、夏本番を思わせる日でした。ちょうど東京は今年初の真夏日となっていました。
今回は、歩きの方、そして若い女性一人での車での方と今まで見かけなかった巡拝者とお会いしました。
卍 8番 星谷寺 卍
仁王門 本堂
本堂内 ご朱印代自動支払機
本堂左の新築の納経所には、斯様な支払機があって、お軸500円とか定価が示されている。しかしながら、牛丼屋じゃあるまいしというのが率直なところ
こちらでは、若い女性単独の巡拝者がお線香の火種が無くてちょい困っていらして、ライターをお貸し旁々ちょっとお話し、熊谷ナンバーの埼玉からの方でしたが、光明寺で庵主の車を見かけていたようで、千葉ナンバーの方ですね、てな話になりました
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卍 6番 長谷寺 卍
山門左手から仁王門までは車であがれる、仁王門のレベルに寺の墓苑があって、ずいぶんの数の車を停めることが可能である
それでも、更に参道を結構な距離登らなければならない。石段が狭く気をつけないと転げ落ちそうである。
ここに至って、夕立も結構本降りである。
山門 仁王門
本坊 本堂
その日の事情により、納経受付は本坊だったり本堂脇の納経所だったりがこうして表示されている。
内陣
内陣へは靴を脱いで納経所側から入ることができます
この網目は、動物の侵入阻止のためのネットです
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卍 7番 光明寺 卍
金目川に臨む光明寺は、観音橋入口からアプローチすることになる。
大通りから回り込むとすぐに10台ほども停められる駐車場がある、山門まで歩いて1分とかからない。ただし、山門の前にも1、2台を停めることの出来る駐車スペースがある。
駐車場に車を置いて、山門まで回ったところで、雨がパラつきだしたので慌てて車まで傘を取りに戻った。その程度の距離である。
山門 本堂
本堂内 歓喜天堂
歓喜天堂と本堂の間の奥にトイレはありました
本坊へ 本師堂
本師=釈迦牟尼仏というのが我が家の曹洞宗ですが、ここは天台宗、どうでしょうか?
本坊の奥まったところに納経所はあります
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卍 5番 勝福寺 卍
小田原の酒匂川のほとりの札所、川を隔てて箱根の山がそびえ立つ立地、すなわち坂東の西のはずれの札所ということになる
ちなみに、この札所への車でのルートは小田原厚木道路の小田原東ICを出て左にゆくルートと右にゆくルートがあるが、左にゆくと酒匂川にぶつかり、狭い住宅街の道を抜けなければならない
右すれば広い道をゆったりとアプローチすることができる。ただし、酒匂川を隔てて箱根の山を望むという感激はないかもしれない
山門 本堂
竜頭・観音舟形手水 二宮金次郎像
手水の脇に立つのはこの巡拝を始めてからお会いした最初の歩き巡礼さんです
なぜか、二宮金次郎像、このお寺で仏恩・報國思想を悟ったのだとか
水向十三仏 本堂
このお寺はいろいろと賑やかに諸仏が祀られています
本堂内陣 本堂右手の納経所
東司 大銀杏
======================2012 Jul 19======================
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平成24年7月15日
梅雨明けを思わせるような空模様、そんな中を、大叔母の初盆で県南まで出かけ、
帰りがけの駄賃?にと32番と29番を回りました(ちゃんとそのつもりでかけたのです)
卍 29番 千葉寺 卍
本堂 納経所
到着は16時30分、本堂の扉は閉じていました
大方の納経所は受付なり、窓口があるのが一般ですがここは呼び鈴を押します
山門
この登り口は2車線の道路と溝一本で面しています
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卍 32番 清水寺 卍
7月盆の15日、千葉県いすみ市の清水寺へ
山門 堂内
本堂 観音堂
======================2012 Jul 15======================
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平成24年7月10日
梅雨晴れの日が結構あるもので、ちょいと昼休みを延長して浅草寺に四万六千日のお詣り。
120年分の功徳があるそうですから、庵主の年ともなれば連れ合いに分けても十分お釣りがくる勘定です
なんとも面白いことを考えたもので、それなら一度お詣りすればもう来ないかと言えばそんなこともなく、結構な人が毎年集まるのは、この日ならずものの信心があるからでしょう。
とにもかくにも、東京都内唯一の札所、納経印もなかなか手際よく、ただし、こんな縁日ですから覚悟はしておりましたが、速やかにはゆかず行列に並びました
さて、西国札所の判取りで、菊印の話を百観音に書いていますが、浅草寺では四万六千日の御朱印をくださる。
勿論縁日の七月九日、十日のが限定ではあるが無料の功徳である。お軸をお願いすると、この御朱印を入れるかどうかお訊ねがあるが、やはり出来上がりの見栄えの好みによるのだろう。庵主はありがたく頂戴しましたです。
卍 13番 浅草寺 卍
雷門と山門
坂東札所もここだけの添景です
内陣と影向堂(納経所)
四万六千日の雷除けの御札と、ほおずき市
======================2012 Jul 10======================
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平成24年7月4日
梅雨の中休みの夏空の広がる逗子、鎌倉を廻って1番から4番をうちました。
というても逗子の駅前で2番の岩殿寺へと頼むと、1時間半の貸切が7千円で四ヶ寺を回るという話が出て、まあアバウトにとんとん、無理のない値段、暑さの中を回るのことを考えればまずと、交渉成立。タクシーでのラクチン巡拝となりました。
岩殿寺、杉本寺、安養院、長谷寺とお参りして、お経をあげて、納経印を頂いて鎌倉駅へ送ってまでが一時間三十五分、実に効率よくしかも、かいた汗がちょうど治まるような車移動と、快適にお参りいたしました。
帰りは、湘南ライナーで東京方面へ向かい、戸塚で向かいのホームに停まった東海道線に乗り換えて東京まで、遅まきながら午後の日程がこなせます
卍 4番 長谷寺 卍
参道
本堂
本堂
本堂の脇の展望台からは鎌倉の海も見えます!
長谷の観音様は鎌倉の名所の一つ、多くの参拝者で門前から駐車場までは人をかき分けてのノロノロ運転、駐車料金も取られます。
拝観料は破格?の300円、Suicaで自動発券できるのが面白い。
納札は観音様の前に置かれた三宝のうえに納めるという、なんとも、こそばゆい納札となりますが、大きな観音様の足下にお納めしたという有り難さも感じることも出来ます。
なお、ガイドブック*に境内が上下に分かれとあって、何のことやらと思っておりましたが、山門を入ってすぐの同じレベルの境内と、石段を登っての観音堂の前に広がる境内があるというだけのこと、どこにでもある話で、なにをまことしやかに書いておるかというか、表現力の無さにあきれております。*「坂東三十三ヶ所:小林祐一著:メイツ出版」
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卍 3番 安養院 卍
参道
本堂
北条政子の戒名「安養院殿・・・」にちなむお寺、政子の墓だけがあるそうです。タクシーの運転手は、若干のガイドもしてくれて、そんな話をしてくれました。
また、途次では日蓮が説法をした場所とか、その通りが今は説法通りと呼ばれてるなんて話も教えてくれました。その通りは日蓮宗のお寺が多いのだそうです
ちなみに、鎌倉にはお寺が123寺あるなんて話も、憶えやすい数字でした。
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卍 1番 杉本寺 卍
参道 仁王像 古い参道
観音堂 山門
杉本寺の観音堂は靴を脱いで内陣に上り、前立ちとご本尊(と思います)のお側まで行ってお詣りすることが出来ます。下足の前が納経所ですから、お詣りしている間に納経帳を預けておくこともできます
ここはメイン通り(鎌倉としては)に面したお寺で、駐車場がないのです。
雇ったタクシーの運転手さんは川の向こうのお屋敷の前の取り付け道路にちょいと駐車して待っていました。近くには駐車場もあるようですが。
ちなみにここでは、一番札所の故か大正大学の札所巡礼へのアンケートが配られ調査に協力してくれるようお願いされました。巡礼への動機とか、あれこれあり、面白かったのは巡礼に関するHPを作っていればURLをという、設問があったこと、たしかに沢山のHPがありますので今どきらしい調査項目。
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卍 2番 岩殿寺 卍
山門 参道
この登りは一直線で暑さの中ちょっと厳しかった
観音堂
納経所 本堂
逗子駅から2キロほど、米軍の池子弾薬庫跡地と背中合わせで
この岩殿寺と、1番の杉本寺は立地しています
======================2012 JUL 04======================
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平成24年6月30日
梅雨の晴れ間を縫って、21番日輪寺へ参拝、22番佐竹寺、25番大御堂を回って、茨城県内の札所は打ち上げとなりました
前回の24日には、自転車ロードレースのための通行止めにてお詣りできなかった大御堂にお詣りしました
門前町の一番にぎやかなところでで筑波山神社の駐車場へとヘアピンターンして上がります、一発でのターンは至難のことです
卍 25番 大御堂 卍
ご本尊がしかとは見えませんが内陣の様子、そして本堂
本堂は、下の画像とさほど変わり映えしませんが
向って左が納経所、煙草嫌いの尼さんが軸など書いてくださいます
参道
といっても駐車場からちょっとだけの階段です
お寺への参拝者には寺の境内が無料の駐車場です
ここにもトイレがありませんでした。
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卍 22番 佐竹寺 卍
すっかり寂れているという雰囲気の寺、そこそこの大きさの池には睡蓮が一つだけ咲いていたり、納経所は猫臭くて、天井は破れているという状態
でも、納経印と墨書をしてくださったりの媼は、合掌して納経帳とお軸を返してくださいました
本堂内陣 千社札で埋もれた本堂
古色蒼然たる本堂 山門
佐竹寺は参道を昇る必要がありません、平地への立地です
ただし、門前の駐車場は4台ほどしか停められません
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卍 21番 日輪寺 卍
梅雨の晴れ間を見つけて、「八溝知らずの偽坂東」(坂東札所を巡礼といいいながら八溝の日輪寺は厳し過ぎて参っていない)で有名?な八溝の日輪寺へ上がりました。この科白は住職も口にされました。
朝6時半に出て、10時半到着、ネットの調べでは相当にスリリングな山道ということだったので、大子警察へ立寄って道路事情をヒアリング何の問題も無さそうなことを確認、愛車3ナンバーのカムリでお寺の駐車場までなんの苦労もなく上がりました。
いくつかの紀行文をネットで読んだところでは、とても大きな車では無理そうな書きぶり、一体、そんないい加減なことを書いた人たちはどういう感覚をしているのでしょうか、はっきり言うなら、嘘みたいなことを書かないで欲しい!、自分が如何に大変な苦労をしてお詣りしたかを強調したいのでしょうが、やはり、書いたことに責任を持つことは必要なわけで、紀行文としての情報価値を考えましょう。
ということにて、日輪寺へは天候次第で条件が悪くなることは考えられますが、普通に田舎道が走れる人ならさほど問題なく車であがれます。(キッパリ!)
もっとも、途中のカーブでこけていた大型バイクのライダーを助けてバイクを起こしてやったりと、ちょっと功徳をほどこしながらの道中ではありましたから、それなりにきつい山道ではありますが、正直拍子抜けいたしましたです、はい。
それにしても、この転倒してたライダーはアホだった。斜面で転んだらどうすれば楽にバイクを取り回せるかも分らず、しょうがないから、連れ合いまで動員してハンドルを保持させて助けてやったが、ともかく平場でやるのと同じように、ハンドル切って動かそうと必死、相当パニクっているんだとは思うが、できるだけ負荷を軽くしてという発想がないんだからしょうがない。
思い返せば、あいつ、大型二輪の免許持ってたんだろうか?
袋田の滝 観瀑台への歩行者専用トンネル(有料)
日本三大滝の一つ、日輪寺からの道すがらの寄り道です
八溝山神社
山頂展望台 頂上標識
ここ八溝山頂直下まで車で上れます。同行二人の連れ合いです。
日輪寺本堂 七福神ストラップ
ご住職が納経帳とお軸に捺印書き込みの間に見つけて求めた七福神のストラップです。
駐車場からの若干の参道と言えば参道、左手に手水場兼用の水場、あちこちに、日本蜜蜂の巣箱が置いてありました。
鶯の声、春蝉の声などに溢れた標高1000mに近いお寺です。
ここはトイレがありませんが、八溝山頂下の駐車場と、山頂と日輪寺の分岐のところにトイレがありますのでさほどの不自由はありません。
この案内板で右折、鳥居をくぐり、曲がりくねった山道を辿ります
======================2012 JUN 30======================
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平成24年6月24日
午後の宇都宮での句会に間に合うようにと、朝6時発で成田ICから平場を稲敷ICへ北上、つくば中央ICまでいきまして26番清滝寺へ、筑波山の大御堂へ回るとツールドつくばとかで 道路閉鎖、予定の楽法寺へ直行、そのあと、観世音寺、西明寺と回って宇都宮で食事、1時からの句会に間に合いました。
卍 20番 西明寺 卍
山門 本堂
立派な本堂は古色を帯びているが改修記念碑は新しい
参道登り口の納経所は新しいのは最近新築したからのようで向かいにある藁葺きの建物が以前の納経所だったらしい
曲がりくねった山道のカーブナンバーを確認しながら辿り着く山頂にある札所、駐車場と参道入り口が一緒になっていてここか?と疑いたくなるように狭い登り口なのがおかしい
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卍 23番 観世音寺 卍
本堂 内陣
ここは女性の住職が一人で寺を維持しているようですが、檀家が寄ってあれこれやってくださるそうで、ちょうど若竹の伐採をしていました。
ご住職はなかなかに商売ご熱心でもあり、軸の表具の斡旋などもなさるらしきお話しをされましたが確かに立派な表具のお軸が掛けてありました。
納経帳を戻してくださるときには、観音経を唱えてくださいました、ありがたいことです。
本堂に上がって内陣脇が売店、そして納経所、休憩所で住職一人ということもあるのでしょう、インタホンでの呼び出しができるようになっています
参道登り口に、日動画廊の駐車場と、笠間稲荷などのための駐車場があります
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卍 24番 楽法寺 卍
参道
本堂
安産祈願で賑やかなお寺、階段を上るのがちょっときついところですが、途中ちょっとした見晴らし台で野菜を売っていたり
広い境内には、大きな茶店、そして大きな寺務所の中に納経所です
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卍 26番 清瀧寺 卍
山門 本堂
老人(男)二人が納経所に詰めていましたが寂れた雰囲気のお寺でしたが、あれこれ調べるとなるほど、無住寺にて、檀家の方が交代で詰めていらっしゃるようです
納経帳への墨書もカナクギ流に近い素朴なもの、これも味と言えるでしょう。
次は大御堂へといったら、わざわざ地図を書いてくれたり、住所録への記入を勧められたりといかにも暇を持て余しての隠居仕事の感じでした
山門左奥に数台の駐車スペース、山門前を右に回り込むと境内脇まで、車で上がれるようでした
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平成24年6月4日
坂東札所の打ち始めは14番弘明寺にしました
坂東札所は巡拝するには動きずらい霊場がいくつかあって、横浜のはずれにあるこの弘明寺もその一つ、便利は良いが幾つかひとまとめに回るにはちょっと繋がりが悪いところと思います
東京唯一の札所、浅草寺もそうですがこれはいつでもお参りが可能、いの一番というのはと思い、まずはJRと京急にて14番弘明寺に
卍 14番 弘明寺 卍
山門 本堂
山門からは、駅から坂を下りた分だけ登り返すというお寺
若い坊さんがおそらく修行中なのでしょう、かいがいしく掃除やら寺務やらにいそしんでいらっしゃいます
駅から線路沿いに回りこむと山門に下らずに境内に入ることができます
弘明寺駅のトイレの傘掛け
どうも背が高い、なんとなく、金剛杖を凭せるのに良さそうだがそんな罰当たりを巡礼はしない
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